職場で評価されない。異動する?転職する?今の場所で伝える?【兵主部久談】
頼まれた仕事は、きちんと終わらせている。
困っている人がいれば助けている。
目立たない仕事も、誰かがやらなければ回らないと思って引き受けてきた。
それなのに、評価されるのは別の人。
面談では「いつも助かっています」と言われるだけで、昇給にも昇進にもつながらない。
そんな状態が続くと、「ここにいても意味がないのでは」と思うことがあります。
転職したほうがよいのか。
部署を変えてもらうのか。
それとも、今の上司に自分の希望を伝えるのか。
職場で評価されないとき、すぐに「能力がない」と決める必要はありません。
能力の問題ではなく、成果の伝わり方、求められている役割、上司の評価基準、環境との相性がずれている場合があるからです。
頑張っていることと、評価されることがずれる場合があります
職場の評価は、努力の量だけで決まるわけではありません。
たとえば、周囲の仕事を支え、ミスが起きないように調整する人がいます。
その人がいるから仕事は進んでいるのに、問題が起きないこと自体が成果として見えにくい。
すると、数字や発言が目立つ人ばかりが評価されることがあります。
反対に、本人は丁寧さを大切にしていても、職場では速さや新しい提案を求められていることもあります。
力がないのではなく、自分が出している価値と、組織が評価している価値が一致していないのです。
また、上司によって評価の仕方が変わる職場もあります。
前の上司には認められていたのに、上司が変わってから何をしても反応が薄い。
成果よりも、報告の頻度や周囲への見せ方を重視する人もいます。
まず、「評価されない」を自分全体の価値に広げず、どこでずれが起きているのかを分けて見る必要があります。
今の場所で伝えることで変わる可能性があります
評価されないと感じたとき、上司が自分の仕事をすべて分かっているとは限りません。
黙っていても見てくれるはずだと思い、成果や希望を伝えていないことがあります。
どの仕事で、どのような結果を出したのか。
今後どの役割を担いたいのか。
昇進や昇給には、何が足りないと判断されているのか。
そこを具体的に確認すると、次にすべきことが見える場合があります。
自分を大きく見せる必要はありません。
「この業務を改善し、時間をこれだけ減らしました」
「次はこの仕事に挑戦したいです」
「評価されるために必要な基準を教えてください」
事実と希望を言葉にすることは、自慢ではなく、仕事のすり合わせです。
伝えたあとに、仕事の任され方や評価が変わるなら、今の場所で進める可能性があります。
伝えても基準が曖昧なまま、約束も機会も与えられないなら、別の選択を考える材料になります。
「転職する?残る?」の記事もご参考にしてください。
異動と転職では、変わる範囲が違います
会社の制度や働き方には大きな不満がない。
ただ、今の部署では自分の力が使われていない。
上司との相性や役割の偏りが問題になっている。
その場合は、転職の前に異動を考える方法があります。
部署が変われば、求められる力も評価する人も変わります。
今の会社で積み上げた経験を残しながら、環境を変えられる可能性があります。
一方で、会社全体に同じ評価の偏りがある、希望する仕事そのものが社内にない、何度相談しても役割が固定されたままという場合は、異動だけでは変わらないかもしれません。
転職は、会社、評価制度、仕事の内容まで大きく変える選択です。
ただし、「今の職場が嫌だから」だけで動くと、次の職場でも同じ役割を引き受け、同じ伝え方をして、似た不満を抱えることがあります。
自分は何を評価してほしいのか。
どのような働き方なら力を出せるのか。
次の環境に何を求めるのか。
それを明確にしてから動くことが大切です。
評価されない経験で、自分まで否定しないでください
仕事の評価が低いと、自分には価値がないように感じることがあります。
特に、頼まれたことに応え、周囲を支えることで居場所をつくってきた人ほど、「もっと頑張れば見てもらえる」と仕事を抱え込みやすくなります。
けれど、仕事を増やすほど、本来挑戦したい業務から離れてしまう場合もあります。
評価されない苦しさの中には、待遇への不満だけでなく、必要とされたい気持ちや、自分の力を正しく見てほしい気持ちもあります。
何を失うのが怖くて言えないのか。
断ったら役に立たないと思われそうなのか。
希望を伝えて、能力不足と言われるのが怖いのか。
動けない理由があるなら、それも置き去りにせず見ていきます。
占いで、三つの選択の先を比べます
今の職場で希望を伝えたら、状況は変わるのか。
異動した先で、自分の力を生かせるのか。
転職した場合、どのような仕事や環境と縁があるのか。
動くなら、どの時期がよいのか。
占いでは、「辞めるべき」「我慢すべき」と一つの答えを押しつけるのではありません。
今の場所で交渉する未来、異動する未来、転職する未来を比べながら、どの選択が自分の力を生かしやすいのかを見ていきます。
私は約15年間、カウンセリングやコーチングを通して、仕事で評価されない苦しさや、自分の希望を伝えられずに同じ役割を背負い続ける心にも向き合ってきました。
今の職場で、まだできることがあるのか。
環境を変えたほうがよいのか。
それとも、動く前に自分の伝え方を変える必要があるのか。
一人で「自分が足りない」と決める前に、評価のずれと三つの未来を一緒に確かめてみませんか。
あわせてよみたい
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使い、仕事の流れ、職場との相性、動く時期を鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、転職や異動の未来だけでなく、希望を言えなくなる理由や、同じ役割を繰り返すパターンまで一緒に見ていきます。
「頑張っているのに、なぜ評価されないのか知りたい」
「異動と転職のどちらを選べばよいか迷っている」
そんなときは、今の場所でできることと、環境を変えた先の未来を比べてみましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

