【紫月アルネ】気づかない成長を来年につなげるための整理時間
一年を振り返ると、
「あまり成長できていない気がする」
「まだまだ足りない」
そんなふうに感じてしまうことはありませんか。
私自身も、以前はそう思うことが多くありました。
けれど最近、ふと
「自分って、思ったよりもできるじゃん」
と思える瞬間が増えてきたのです。
以前は、周りと比べてばかりいました。
あの人はできているのに、自分はできていない。
それに比べて私は、「これくらいでいい」と思ってしまっている。
そんなふうに、自分を評価する基準が、いつの間にか他人になっていたのだと思います。
今年は環境の変化も大きく、
表面的には前に進んでいるように見えても、
内面はそれほど成長できていないのではないか、と感じることもありました。
同じことで悩んでしまい、ぐるぐると考えが止まらないこともありました。
けれど今振り返ってみると、
新しい環境に入ったことで、
さまざまな人の考え方や価値観に触れ、
いつの間にか「自分で選んでいく」という思考が、
少しずつ身についてきていたことに気づきます。
成長は、分かりやすい成果だけでは測れません。
悩みがなくなることでも、完璧になることでもない。
悩み方が変わったこと や
選び方が少し変わったこと も、立派な成長だと思います。
だから振り返るときに大切なのは、
他人と比べることではなく、
「昔の自分」と比べることです。
他人と比べてしまうと、スタート地点が違うため、
どうしても苦しくなってしまいます。
おすすめなのは、
「去年の自分なら、同じ状況でどう感じていただろう？」
と自分に問いかけてみること。
そうすると、
・以前ほど落ち込まなくなっている
・立ち止まれるようになっている
・無理な選択をしなくなっている
そんな変化に気づくかもしれません。
成長は、気づかれないまま積み重なっていくものです。
自分で認めてあげない限り、
「できていない」という感覚だけが残ってしまいます。
もし、自分一人では今の位置が分かりにくいと感じた時は、
占いを使って“現在地”を確認してみるのも一つの方法です。
過去の自分と照らし合わせることで、
「ここができるようになっていた」
「これは来年も挑戦していきたい」
そんな気づきが見えてくることもあります。
年末のこの時期、
少し立ち止まって、
気づかないうちに積み重ねてきた成長を、
そっと拾い上げてみてください。
それは、来年へ進むための、確かな土台になっているはずです。
紫月アルネ
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