
美月ジュリア 「神社はお願いの場ではなく感謝の場」
私はよくお客様に
「神社に行ったらお願い事はしないほうがいいですよ」
とお伝えしています。
「えっ?神社ってお願いごとをする場所じゃないの?」
と驚かれる方も少なくありません。
けれど、本来の参拝は
「お願い」ではなく
「感謝」なんです。
神様はすでにすべてをご存じです。
私たちがどんな状況にあるのか、どんな想いでいるのか、口にしなくてもすべて見抜かれています。
だからこそ
「どうか叶えてください!」
と必死に願うよりも、「今日も無事に生かされています、ありがとうございます」と感謝を伝えることのほうが、心にもご縁にも良い流れを呼び込むのです。
もちろん、
「こうなりたい」
という未来の希望を持つことは大切です。
でもそれを神様に丸投げするのではなく、自分自身がそこへ向かう努力を重ねることが必要。
その背中をそっと押してくださるのが神様の役割だと思っています。
神社に行ったら、まずは心を静めて深呼吸してみてください。
鳥居をくぐるときは「ここからは神様の領域に入らせていただきます」という気持ちで一礼。
そして参道は端を歩きながら、本殿に近づいたら日々の感謝を伝える。
🍀「いつも見守ってくださりありがとうございます」
🍀「今日も無事に過ごせています」
その一言で十分なのです。
不思議なことに、お願いをしなくても、日常に小さな幸せや偶然のタイミングが重なっていきます。
それは、神様が「ちゃんと見ているから安心して」と伝えてくださっているサインかもしれません。
参拝を「感謝の時間」とすると、自分の心もとても清々しく整います。
願いをぶつけに行くのではなく、感謝を届けに行く。
それだけで心のあり方が変わり、自然と良い流れが巡ってくるものです。
これから神社に行かれる方は、
ぜひ一度
💫「お願い事をしない参拝」💫
- を試してみてくださいね✨