「私には何の才能もない」と思うとき、占いで何が分かる?【兵主部久談】
「私には、何の才能もない」
「人に誇れるような強みが思いつかない」
「向いている仕事を聞かれても、何も答えられない」
周りの人が自分の得意なことを生かしているように見えると、自分だけ何も持っていないように感じることがあります。
けれども、本当に才能がないとは限りません。
自分にとって自然にできることほど、その価値には気づきにくいからです。
占いで見ていくのは、特別な才能が「あるか、ないか」だけではありません。
どのようなことを自然に考え、どんな場面で力を発揮しやすく、その力をどのように生かせるのか。
まだ自分では才能だと思っていない部分まで、一緒に探していきます。
才能という言葉を、大きく考えすぎていませんか
才能と聞くと、
絵がうまい。
歌がうまい。
数字に強い。
人前で堂々と話せる。
若いうちから結果を出している。
そのような、誰が見ても分かりやすい能力を想像する人が多いかもしれません。
すると、自分には目立った実績も資格もないから、何の才能もないと思ってしまいます。
けれども、人の話を聞いて要点をまとめられることも才能です。
困っている人の変化に早く気づく。
複雑なことを分かりやすく説明する。
決めたことを地道に続ける。
人が使いやすいように物事を整える。
初めての場所でも自然に人と関係をつくる。
こうした力は、本人にとっては普通すぎて、才能として数えられていないことがあります。
「これくらい、誰でもできるでしょう」
そう思っていることが、ほかの人にとっては簡単ではない場合もあるのです。
自分にとって簡単なことほど、強みだと気づきにくいものです
私は約15年間、カウンセリングやコーチングを通して、人の考え方や行動のパターンを見てきました。
その中で、自分の強みを尋ねられても答えられない人が、実際には何も持っていなかったということはほとんどありません。
人の相談に乗ることが多いのに、「話を聞いているだけ」と言う人がいます。
職場で問題が起きると自然に調整役になるのに、「たまたま私がやっているだけ」と考える人もいます。
細かい間違いによく気づく。
相手に合わせて伝え方を変えられる。
新しいことを覚えるまで諦めずに繰り返せる。
そうした力を、本人だけが評価していないことがあるのです。
苦労せずにできることは、自分にとって当たり前です。
だからこそ、自分一人で強みを探そうとしても、見落としてしまうことがあります。
占いでは「向いている職業名」だけを見るわけではありません
「私に向いている仕事は何ですか」
これは、よくある相談の一つです。
もちろん、適性のある分野や働き方を見ることはできます。
けれども、同じ職業でも、力の生かし方は人によって違います。
人と直接関わることで力を発揮する人もいれば、一人で考えを深めるほうが向いている人もいます。
新しいものを生み出す人もいれば、すでにあるものを整え、安定させることで力を発揮する人もいます。
数秘術では、生まれ持った考え方の傾向や、何に意味を感じやすいか、人とどのように関わるかを見ていきます。
手相には、現在の行動力や思考の使い方、環境の変化によって育ってきた力が表れます。
周易や陰陽師カードでは、今どの力を使う時期なのか、反対に、何が強みを出しにくくしているのかを確認します。
一つの占術だけで職業を決めるのではありません。
生まれ持った性質、現在の状態、これからの流れを重ねながら、その人に合う力の使い方を見ていきます。
才能があっても、使う場所が合わないことがあります
能力がないのではなく、今いる場所では評価されにくい場合もあります。
丁寧に人の話を聞ける人が、速さだけを求められる職場にいれば、自分は仕事が遅いと感じるかもしれません。
慎重に間違いを見つけられる人が、次々と新しい案を出すことだけを求められれば、自分には発想力がないと思うこともあります。
反対に、その慎重さが必要とされる場所へ移れば、欠点だと思っていたものが強みになります。
才能は、それだけで価値が決まるものではありません。
誰に対して、どのような場所で、どんな形で使うかによって、見え方が変わります。
自分に合わない場所で評価されなかった経験だけを見て、「私には何もない」と決めなくてよいのです。
才能が分かることと、すぐ仕事にできることは別です
占いで強みが見つかっても、すぐに転職したり、独立したりする必要はありません。
人の話を聞く力があるからといって、必ず相談職を選ぶとは限りません。
文章を書く力があっても、それを本業にする人もいれば、今の仕事の中で生かす人もいます。
大切なのは、占いで示されたものに自分を合わせることではありません。
「確かに、こういうことは昔から自然にやっていた」
「この力なら、今の職場でも使えるかもしれない」
「仕事にする前に、もう少し学んでみたい」
結果を聞いたあとに、自分の経験と結びつけて考えることです。
才能を知ることは、人生を一度に変える答えをもらうことではありません。
自分がすでに持っているものを、これからどこで使うかを考えるための手がかりになります。
「何もない」ではなく、まだ名前がついていないのかもしれません
自分には才能がないと思っている人ほど、できなかったことや、評価されなかったことをよく覚えています。
一方で、自然にできたことは、わざわざ記憶に残しません。
そのため、自分の中にある力を数えようとしても、「何も思いつかない」ということが起こります。
占いで、生まれ持った性質や現在の状態を見る。
これまでの経験を聞きながら、何を自然に続けてきたのかを確かめる。
そして、その力を今の仕事で使うのか、新しい場所で育てるのかを考える。
私の鑑定では、その順番を大切にしています。
「私には何の才能もない」
そう決めてしまう前に、まだ自分で価値に気づいていないものがないか、一緒に見てみませんか。
町田で、自分の才能や強み、向いている仕事について占いで相談したいときは、今思いつくことが何もなくても大丈夫です。
何が分からないのかというところから、少しずつ見つけていきましょう。
あわせて読みたい
「才能は目立つものだけではない」
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、自分では気づきにくい思考や行動のパターン、自然に発揮している強みを読み解くことを得意としています。
「自分には、何が向いているのだろう」
「今の仕事以外に、できることがあるのだろうか」
そんなときは、まだ名前のついていない力を一緒に探していきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

