彼が不機嫌だと、全部「私のせい」に見えてしまうあなたへ【兵主部久談】
彼から届いたLINEが、いつもより短い。
電話の声も、なんとなく冷たい。
会っていても口数が少なく、何を聞いても「別に」としか言わない。
そんなとき、
「私、何かした?」
「もしかして怒ってる?」
「もう気持ちが冷めたのかな」
と、不安になってしまうことはありませんか。
彼の機嫌が悪いだけで、自分が責められているように感じる。
嫌われないように言葉を選び、何とか機嫌を直してもらおうとする。
でも、
彼が不機嫌だからといって、必ずしもあなたが悪いとは限りません。
まず確かめたいのは、彼が今、何を考えているのか。
そして、あなたが感じている怖さは、今の彼が原因なのか、それとも昔から続いているものなのか。
この二つです。
「別に」と言われても、別にだとは思えません
彼に「怒ってる?」と聞いても、
「怒ってないよ」
「疲れているだけ」
「何でもない」
と言われることがあります。
それでも態度が冷たければ、安心できませんよね。
言葉では怒っていないと言っている。
でも、表情や声はいつもと違う。
すると頭の中では、
昨日送ったLINEが悪かったのかな。
あの言い方が気に入らなかったのかな。
ほかに好きな人ができたのかな。
と、答えの出ない反省会が始まります。
一つひとつ思い返しても、本当の理由は彼にしか分かりません。
考え続けた結果、自分が悪いことにしてしまう人もいます。
けれど、彼の不機嫌は彼のものです。
仕事で嫌なことがあったのかもしれません。
家族や友人との問題を抱えているのかもしれません。
一人で考える時間が必要なだけかもしれません。
もちろん、あなたとの関係に何か引っかかりがある可能性もあります。
だからこそ、最初から「私のせい」と決めつける必要はないのです。
彼の機嫌を取る前に、本当の理由を見てみましょう
不安になると、すぐに謝りたくなる人がいます。
「何かしたならごめんね」
「怒らせちゃった?」
「私のこと、嫌いになった?」
まだ何も分からないうちから謝ると、二人の関係が少しずつ変わってしまうことがあります。
彼が黙る。
あなたが不安になる。
あなたが機嫌を取る。
彼は何も説明しなくなる。
この形が続けば、いつもあなたばかりが相手の顔色を見る関係になってしまいます。
占いでは、
彼は本当に怒っているのか。
冷たく見える理由は何なのか。
あなたへの気持ちは変わっているのか。
今は話しかけるべきか、少し待つべきか。
この先、二人の関係はどう動くのか。
といったことを見ていきます。
「彼は何を考えているの?」
その問いにきちんと答えが出れば、必要以上に謝ったり、怖くなって追いかけたりせずに済むことがあります。
昔から、誰かの機嫌を読んできませんでしたか
彼が少し黙っただけなのに、胸が苦しくなる。
怒られていないのに、怒られる前のように体が固くなる。
そうなる人は、今の恋愛が始まる前から、誰かの機嫌を読み続けてきたのかもしれません。
子どもの頃、親の顔色を見ていた。
家の中で誰かが怒ると、空気を変えようとしていた。
自分が我慢すれば、みんなが穏やかでいられた。
そんな経験があると、大人になってからも、相手の表情や声の変化にすぐ気づきます。
それは「気が利く」「優しい」と評価されることもあります。
一方で、恋愛では必要以上に相手へ合わせてしまう原因にもなります。
こうした生きづらさが、アダルトチルドレンという言葉で説明されることもあります。
また、過去の恋愛で急に別れを告げられたり、信じていた人に裏切られたりした経験が、今もトラウマのように残っている場合もあります。
ただし、名前をつけることが目的ではありません。
大切なのは、昔の怖さが今の恋愛でも繰り返されているのかを見分けることです。
すべてを「過去のせい」にするのも危険です
ここは、かなり大切なところです。
彼の顔色を気にしてしまうからといって、すべてがあなたの過去や思い込みとは限りません。
実際に彼が嘘をついている。
不機嫌になることで、あなたを思いどおりに動かそうとしている。
話し合いを避け、いつもあなたに謝らせている。
そんな関係なら、あなたの不安を消すことより、相手との関係を見直す必要があります。
反対に、彼にはきちんと気持ちがあり、関係にも大きな問題がないのに、過去の怖さが反応している場合もあります。
今の彼から感じ取っている違和感なのか。
昔の経験によって、心や体が自動的に怖くなっているのか。
自分一人で考えていると、この二つは混ざってしまいます。
だから私は、まず占いで相手の気持ちや現実の流れを見ます。
本当に警戒したほうがよい相手なら、その前提でお伝えします。
彼を信じても大丈夫なのに、過去の怖さが邪魔をしているなら、その怖さをどうするかを一緒に考えます。
頭で分かっても怖いなら、その反応にも働きかけられます
占いで、
「彼の気持ちは変わっていません」
「あなたに怒っているわけではありません」
と分かったとしても、胸の苦しさがすぐに消えるとは限りません。
頭では大丈夫だと理解できても、LINEの返信が遅いだけで、また怖くなることがあります。
その場合、ご本人が望むなら、鑑定の中で少しお時間をいただき、過去の場面や現在の感情・体感に残っている反応にも働きかけます。
ただ理由を理解するだけではありません。
彼の表情が変わったときに、勝手に体が固くなる。
返信がないと、すぐに見捨てられた気持ちになる。
何も悪くないのに、反射的に謝りたくなる。
そうした不安や怖さの反応そのものを変えていくこともできます。
もちろん、望んでいないのに行うことはありません。
必要だと感じたときには、
「この不安には、過去の経験も関係しているようです。少し時間をいただければ、その反応にも働きかけられます。やってみますか?」
と確認します。
占いに来たからといって、必ず過去を掘り下げなければならないわけではないのです。
彼の機嫌より先に、確かめることがあります
彼の機嫌が悪そうに見えたとき、すぐに自分を責めなくて大丈夫です。
まずは、
彼が本当に怒っているのか。
怒っているなら、その理由は何なのか。
あなたへの気持ちは変わっているのか。
今は連絡したほうがよいのか、待ったほうがよいのか。
そこを確かめましょう。
そのうえで、昔から同じように人の顔色を見て苦しくなっているなら、あなたの中に残っている反応も見ていけばいいのです。
相手の本音を知らないまま、自分ばかりを責めないでください。
彼の気持ちと二人の未来を占い、今のあなたがどう動けばよいのかまで、具体的にお伝えします。
「彼の機嫌が悪いのは、私のせい?」
そう思って何度もLINEを見返してしまうときは、一人で答えを作る前に相談してくださいね。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、カウンセリングやコーチングを通して、家族関係や生きづらさ、過去の傷から生まれる対人パターンに向き合ってきました。
鑑定では、相手の気持ちや未来を占うだけでなく、同じ不安や苦しさを繰り返す理由を見極め、必要であれば、その反応を変えるところまでお手伝いします。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

