自分の子どもなのに愛情がわかない。私は親失格なのでしょうか【兵主部久談】
「自分の子どもなのに、かわいいと思えない」
「抱きしめたい気持ちが湧かない」
誰にも言えず、親失格だと自分を責める方がいます。
けれど、愛情を感じられないことと、子どもを大切にする行動ができないことは同じではありません。
まず必要なのは、自分に判決を下すことではなく、今どこが限界になっているのかを分けて見ることです。
愛情という感情と、子どもを守る行動は別です
食事を用意する。
体調を見る。
危険のないように見守る。
これらを続けていても、「かわいい」という感情が出てこないことがあります。
感情は命令して作れるものではありません。
「親なのだから愛さなければ」と強く思うほど、本当の状態を隠し、助けを求めにくくなる場合があります。
気持ちが湧かない自分を責める前に、子どもの安全を守れているか、自分の生活や心がどこまで持ちこたえているかを確認してください。
疲れと負担を、親の資質にしない
休む時間がない。
夜も落ち着いて眠れない。
夫婦で話し合えず、自分だけが育児を背負っている。
仕事や家事まで重なり、子どもと向き合う余力が残っていない。
この状態をすべて「私には母性がない」と説明すると、必要な助けが見えなくなります。
まずは、誰が何を担っているのか。
一人になれる時間があるか。
夫婦や家族に頼めることは何か。
生活の負担を具体的に分けてみましょう。
愛情の問題に見えても、最初に変える必要があるのは、休めない暮らしや一人に偏った役割かもしれません。
子どもを見て、昔の自分が反応することがあります
子どもが泣く、甘える、反抗する。
そんな姿を見たとき、自分が幼い頃に我慢していたことや、親にしてもらえなかったことが動き出す場合があります。
「私は許されなかったのに」
「どう接すればよいのか分からない」
その反応は、目の前の子どもだけに向いているとは限りません。
約15年間、人の心や関係のパターンに向き合う中で、この感情を誰にも言えず、一人で抱える方も見てきました。
原因を一つに決めず、疲れ、夫婦関係、自分の幼少期、現在の親子関係を分ける必要があります。
本店ブログの記事では「『アダルトチルドレンだから』と、恋愛を諦めなくていい」でお伝えしたように、過去の親子関係が今の人生をすべて決めるわけではありません。
反応の出どころが分かれば、今の子どもとの関係を別に作っていく余地があります。
親に頼ることが苦しい場合もあります
助けが必要でも、自分の親との関係が苦しく、頼るとかえって支配や罪悪感が強くなることがあります。
町田店ブログの記事「実家を出たい。でも親を置いていくのが心配なとき」で扱ったように、親を頼らないことと、すべてを一人で抱えることは同じではありません。
配偶者、友人、自治体の子育て相談、医療機関など、実家以外の助けも含めて考えてください。
安全が保てないときは、占いより先に支援へ
子どもを傷つけそう、自分を傷つけたい、食事や身の回りのことを保てないと感じるときは、一人で耐える段階ではありません。
まず子どもと自分の安全を確保し、身近な人に交代を頼み、医療機関や市区町村のこども家庭センター、児童相談所などへ相談してください。
鑑定では、家族の関係、負担が偏る理由、助けを求めにくい背景、今後の流れを整理できます。
ただし、子どもとあなたの安全を占いだけで支えることはできません。
「愛情がわかない」と言葉にできたことは、子どもを大切にしたい気持ちが残っているからかもしれません。
親失格と決める前に、今の限界を明らかにし、必要な助けにつながるところから始めましょう。
ほしよみ堂町田店でお待ちしています。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
恋愛や人間関係で、
「なぜ、いつも同じことで悩むのだろう」
「どうして同じような恋愛を繰り返すのだろう」
そんなときは、一緒にその奥を見ていきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土
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