亡くなった人に謝れなかった。後悔を抱えたまま生きるのが苦しいとき【兵主部久談】
もっと優しく話せばよかった。
意地を張らずに、会いに行けばよかった。
あのとき、きちんと謝っておけばよかった。
大切な人が亡くなったあと、生前のやり取りを何度も思い返すことがあります。
もう伝えられないからこそ、言えなかった「ごめんなさい」が心に残るのでしょう。
けれど、後悔を急いで消す必要はありません。
まず大切なのは、自分を責め続けることではなく、本当は何を伝えたかったのかを明らかにすることです。
結果を知った今の自分で、過去の自分を裁いてしまう
亡くなると分かっていたら、別の言葉を選んだ。
あれが最後になると知っていたら、忙しくても会いに行った。
そう思うのは自然なことです。
ただ、当時のあなたには、その日が最後になることも、残された時間も分かりませんでした。
相手との間に、長年のわだかまりもあったかもしれません。
結果を知っている今の自分が、結果を知らなかった過去の自分を裁くと、どの選択も許せなくなります。
本店ブログ記事「選ばなかった道がよく見えても、選択を間違えたとは限りません」で書いたように、選ばなかった道は、悪い結果が見えないぶん、よい未来だけを想像しやすいものです。
謝れなかった事実と、「謝っていれば、すべてが解決していたはず」という想像は、分けて考える必要があります。
謝りたいことの奥に、言えなかった気持ちがあります
「ごめんなさい」の中には、謝罪だけでなく、
「もっと話を聞きたかった」「分かってほしかった」「本当は、ありがとうと言いたかった」という気持ちが重なっていることがあります。
本店ブログ記事「相手の事情が分かっても、傷ついた事実まで消さなくていい」で扱ったように、相手への思いやりと、自分が傷ついた事実は両方あってよいのです。
亡くなった人に謝りたいと思いながら、同時に「あの人にも分かってほしかった」と感じていても、あなたが冷たいわけではありません。
言えなかった言葉を、自分の中で言葉にする
私は約15年間、人の心や関係のパターンに向き合う中で、亡くなった人への後悔についてもお話を聞いてきました。
そこで大切にしているのは、無理に自分を許すことでも、「相手はきっと許している」と決めることでもありません。
何を謝りたいのか。
なぜ言えなかったのか。
本当はどのような関係でいたかったのかを分けていきます。
紙に、伝えたかった言葉を書いてみるのも一つの方法です。
「ごめんなさい」だけで終わらせず、「あのときは怖かった」「本当は会いたかった」「ありがとう」まで書くと、残っている気持ちが見えやすくなります。
それは、亡くなった人から返事を受け取るためではありません。
止まっていた自分の言葉を、自分自身が確かめるためです。
後悔を、これからの生き方へつなげてよいのです
過去のやり取りは変えられません。
けれど、伝えられなかった言葉を、今そばにいる人との関係で生かすことはできます。
会いたい人には会う。
感謝を言葉にする。
謝るべきときに、意地を張らない。
相手の事情だけでなく、自分の気持ちも伝える。
町田店の鑑定では、亡くなった人の意思や死後を断定せず、後悔が戻る理由、心に残る言葉、これから大切にしたいことを一緒に整理します。
眠れない、食べられない、仕事や生活を保てない状態が続くときや、自分を傷つけたい気持ちがあるときは、占いだけで抱えず、医療機関や公的な相談窓口につながってください。
言えなかった言葉は、なかったことにはなりません。
後悔だけを抱え続けるのではなく、その言葉に込められていた思いを、これからの生き方へつないでいきましょう。
兵主部久談(ひょうすべ・くだん)
ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。
約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。
亡くなった人への後悔が消えず、
「謝れなかった自分を許せない」
「言えなかった言葉が心に残っている」
そんなときは、後悔の奥にある本当の気持ちと、これから大切にしたいことを一緒に整理していきましょう。
出演日:火・水・木(18時まで)・金・土
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